2023年1月から開始されたこども家庭庁の
「出産子育て応援交付金」事業
簡単にいうと妊娠時に5万ポイント(円)、産後に5万ポイント(円)が支給される。
ポイントというのは各自治体でのプラットフォームで対象の商品と交換できる仕組みになっている
各自治体のプラットフォームなので掲載商品は自治体ごとに異なる。

ウチの自治体だとこのようなプラットフォーム。
国主導で行っている事業なので配布する10万ポイントのうち、2/3(約67,000円)を国負担、1/6(約16,000円)を県負担、1/6(約16,000円)を市区町村負担で賄っている。
そしてこのプラットフォームは開発費用・維持費用を全て国が負担している。
面白いのはこのプラットフォームを使用するか現金で配布するかは市町村に決定権があるということ。
岐阜県にある42市町村のうち、38市町村はプラットフォームを使用して4市町村は現金給付だった。
「子どものために使われてほしい」
「県内商品で消費して産業も盛り上がって欲しい」
というこども家庭庁の意向も分からんでもないが、やっぱり子育て世代側の人間としては「現金給付」の方が分かりやすくて使いやすいのではないだろうか。
自治体側としても現金給付の方が手続き簡単そうな気もするが、国主導でプラットフォームを作成しているため乗っかった方が楽という見方もある。
国もポイント給付を推奨しているため、現にR4年度は現金給付もR5年からポイント支給に変更している自治体も多い。
俗にいう「こども家庭庁の中抜きの実態」もこういうところにあるのだろう。
公開されている資料を読んでいく
https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/001035057.pdf

システム構築費用:90億円(スポット)
システム維持費用:40億円(半年)=80億円(年間)
R6年度の出生数は70万人と言われているのでこのシステムの維持費用だけで、子ども一人当たり1万円多く配れる計算になる。
あのーこども家庭庁さん…?
「いやいや、このポータルサイトは色々な商品があるから!」
確かに新しい商品がどんどん追加されていきバリエーションはかなり多い。

チャイルドシートベビーカーはもちろん家電やおもちゃ、日用品、オムツやミルク、地域商品券など1,677点の取り揃えがあり交換することが可能である。
ただ基本的に交換レートは割高であり、記載のチャイルドシート(50,000円ポイント)をyahooショッピングで見てみる。

実質価格で33,015円(34%オフ)
現金支給の方が17000円安く買えるぞ!
日用品で見てみよう。
普段上の子で使っているオムツ
ドンキで878円で買うことができる。
3つ買うと2,634円

これをポータルサイトで確認してみる。

3個で4,000円ポイント!
ドンキで買う方が2,634円(35%オフ)で買える!
あれ、こども家庭庁さん…?
じゃあ逆にこの中でお得な商品はなんかないのか探してみた。


あった!
岐阜県が誇る明宝ハム5本詰め合わせセット
5,860円に対して5,000円ポイント(15%オフ)でもポータルサイトで購入することができる。
結論、ほとんど割高だが探せば割安なものもある。
個人的には必要な支援策だし必要な予算でもあるが、やっぱり不要な中抜きしてない…?と思いました。
でも折角予算をつけて始動したプロジェクトで、現金だったら子どもの証券口座に入れて終わりだったのが、ウチみたいに夫婦会話しながら「アレにしようコレにしよう」と楽しみながら恩恵受けてる家庭も多いので、もっと世論にアピールしてもいいかな〜とも思いました!☺️
3/25追記
岐阜市がR7年4月1日から現物支給から現金支給に変更になりました。
他県はわかりませんが、岐阜県は現金→現物の変更へした自治体は多いものの
逆を行ったのはおそらく初めてだと思います。正直びっくりしました。
この現金10万円がどういう使われ方をするのか未知数で検証も必要だと思いますが
働いて納税をし節約をしながら子育てをする現役世代には割高な現物支給より
現金支給のほうが健全だし少子化対策への効果もあると個人的には思います。
市はもっとこの事実をアピールした方がいいのではないかと思いますが、、。
ともあれこれから生まれてくる子どもたちとパパママたちに幸あれ!


